難治性過活動膀胱に対するボトックス治療
2020年4月、過活動膀胱に対するボツリヌス毒素(ボトックス)膀胱壁内注入療法が保険適応となりました。 当院でも局所麻酔または仙骨硬膜外麻酔下での日帰り治療で行っております。
膀胱鏡下に膀胱壁内に薬を注射することで、膀胱の筋肉を緩め、異常な収縮をおさえます。効果は2~3日であらわれ、4~8か月持続します。所要時間は麻酔も含めて20~30分程度で、費用は3割負担で5万円程度です。
内服治療でコントロールできなかった尿意切迫感・尿失禁・頻尿に有効性が認められています。 希望される方は、泌尿器科でご相談ください。
過活動膀胱の主な症状
- 尿意切迫感
- 尿失禁
- 頻尿